刺し子の模様は、伝統的な幾何学文様が主で多数の文様があります。
その中で主だった文様を随時紹介していきます。
刺し子の千鳥模様は、千鳥卍といわれています。
刺し子の模様は吉祥文様が多いですが、千鳥もその一つです。
千鳥→千取る→千の福をとるなどと語呂合わせで、勝負運が強くなるとか目標達成がで知るとか言われています。
また、刺し子模様ではありませんが、上記の模様のような波千鳥は、世間の荒波を乗り越えていくという夫婦円満、家内安全の意味もあるようです。
千鳥は鳥の種類ではなく、水辺に集まるチドリ科の総称です。
春と秋に渡ってくる渡り鳥です。
くちばしが短く、小さく可愛らしい鳥です。
水辺にいるために、水の模様や水辺の植物の模様との組合わせて描かれることも多いです。